● 機械設計技術者
機械製品全般の設計分野を担当いただきます。
家電、自動車、航空機、産業用ロボット等の設計を行っていきます。
製品の構想を元に、基本設計から始まり、材質や部品の寸法の落とし込みといったより具体的な詳細設計を行い、CADを使って設計図面を作成します。
また3Dデータを作成しシミュレーション解析を行い図面修正を行っていきます。
● 回路設計技術者
機械を制御したり情報処理をする回路設計を担当いただきます。
半導体、電子部品、発電機、産業用機器、車載系電装品等の回路設計を行って頂きます。
アナログ回路とデジタル回路の2種類があり、設計手法やツールが全く異なるため、アナログ/デジタルそれぞれ専門の領域になります。
● 実験・評価職
新しく開発する製品の試作品を試運転させ、目的とした機能・性能が発揮できているかどうかを、測定器や計測機器を使って検証する業務です。
製品分野・実験内容によって、さまざまな専用ツールを取り扱っていただきます。
● 解析職
設計後の3Dモデルをシミュレーションしたり、実験評価において結果に不具合があった場合に、実験結果からその原因を解析し分析した結果を設計に修正指示を出す業務です。
設計修正には設計の知見が必要なため、実験評価と分業したり、さらに、原因の解析・分析には、より専門的なツールを使用するため、設計とも分けるのが一般的です。
● 生産技術職
設計された製品を製造するにあたり、いかにしてコストを抑え効率的に生産するかという方法を、
製法、工場内の製造装置・設備・工具、システムの設計の面から、工程として設計する技術を開発していきます。
仕事の範囲はとても広く、主な内容は、製造ラインの設備検討・設備導入・設備設計・保守、治工具の設計・製作・保守になり、また製造工程の改善業務もあります。
● 品質保証・品質管理職
顧客の満足度、安心感、信頼感の獲得を目的とし、製品の品質が保たれるための仕組みづくりや、品質が信頼できることを客観的に保証(証拠の提供)する業務を行います。業務は幅広く、検品・検査手順の立案、開発・設計や製造工程の内部調査、製品の抜き取り検査などを行います。
また、ISO9001/ISO14001監査対応とそれに関する文章の整備もこの工程に含まれます。
● システム開発職
システム開発の行程は顧客のニーズを聞いて要件定義することから始まります。
その後設計を行い、プログラミング作業を開始していきます。
プログラムチェックのあと、システムテストに入ります。バグ修正等を行った後にシステム運用を行います。
● 組込ソフトウエア開発職
システム仕様を基にソフトを設計し、その設計書に従いプログラミング言語(主にC/C++)を使ってコーディングをします。
その後、動作の目的に応じた専用の実験ツールを使い、動作を確認、ICE等でデバッグを行う業務です。
また産業機器の分野ではPLCやタッチパネル、サーボアンプ等のFA機器を用いた制御を組み合わせます。
プログラミング言語を使用するため、ITエンジニアのスキルを転用する場合もあります。
● 化学系研究開発職
樹脂材料や高分子材料、電子材料などの工業用素材・材料の研究開発を行っていただきます。
新規材料の基礎研究から始まり、応用研究や生産にむけてのプロセス開発を行います。
※製品例:機能性ポリマー、低分子ポリマー、機能性薄膜、シリコン、ナノ材料、カーボン材料、リチウムイオン電池、自動車部品、産業機械用金属材料、電極材料、医薬合成
● 医療・バイオ系研究開発職
医薬品の合成・研究開発やプロセス開発および臨床開発、および医療材料やDDS等の研究開発、ナノ材料の医療分野への応用研究などを行います。
医療・医薬関係の領域や、さらに周辺領域にまたがる応用研究を行っていただきます。
※生体適合性材料、医薬品、DDS、バイオマス、再生医療、生体高分子